た行の作品一覧

太陽に灼かれて

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監督・脚本:ニキータ・ミハルコフ
出演:オレグ・メンシコフ/インゲボルガ・ダクネイト/ナージャ・
ミハルコワ/ニキータ・ミハルコフ
1994年/ロシア・フランス合作/カラー/135分 日本語字幕付
提供:コムストック・グループ

第67 回アカデミー賞外国語映画賞
第47回カンヌ国際映画祭審査員特別グランプリ賞受賞他

ソ連映画を代表する名匠ニキータ・ミハルコフが30年代のスターリンの大粛清をテーマに、激動の
時代に引き裂かれた男女の悲劇を描いた人間ドラマ。アカデミー賞外国語映画賞&カンヌ国際映画
祭審査員特別ブランプリ賞のダブル受賞を果たした不朽の名作。

ただ一人の父親

Luca Lucini
監督:ルカ・ルチーニ
出演:ルカ・アルジェンテーロ ディアーヌ・フレーリ
2008年/イタリア/93分/DCP・ブルーレイ
10ヶ月になる娘を育てるシングルファーザーのカルロは、医師の仕事と育児の両立に悪戦苦闘する日々を過ごしていた。時折、思い出すのは妻のメリッサの事。彼女とは葛藤を繰り返し、離婚を決意しかけた時期に、娘ソフィアをみごもっていることがわかった。出産を決意したメリッサだが、彼女は出産時に亡くなってしまったのだった。カルロの脳裏には、妻との日々が時折よみがえり、その度に、後悔の念に苛まれていた。そんなある時、ジョギング中に、フランス人女性カミーユと知り合う・・。 

旅の贈りもの 0:00発


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  パンドラ創立31周年特集上映~時代とともに~
 (2018年9月15日(土)~10月12日(金) 新宿K’s cinema)内にて上映予定です
 【上映日時】9月19日(水)10:00~|10月3日(水)12:15~

公開:2006年10月7日
監督:原田昌樹
出演:櫻井淳子 多岐川華子 德永英明 大平シロー 大滝秀治
   樫山文枝 
2006年/日本/109分/カラー/ビスタサイズ/DTS-SH

誰もが旅に出たくなる――心と身体に効く、この感動と出会うために!
真夜中を告げる0時00分大阪発の列車。その列車に乗り込んだ5人の男女が辿り着いた先は、「風町」という小さな港町。降り注ぐ眩しい太陽とともに、彼らがそこで出会ったものとは…?
叙情豊かな西日本各地の風景、懐かしの名列車、そして出会いと感動―。鉄道の旅の魅力を余すところなく捉え、観た人誰もが旅に出たくなる、そんな魅力いっぱいのハートフルな感動作。出演は、TV「ショムニ」などの櫻井淳子、映画初出演の徳永英明、同じく映画デビューとなる期待の新人・多岐川華子、漫才でおなじみの大平シロー、大ベテランの大滝秀治など、多彩な顔ぶれが結集。
全編を彩るのは、懐かしい名曲の数々。徳永英明が歌うのは、本作のために書き下ろした「happiness」 と中島みゆきの名曲「時代」。エンディングを飾るのは、山口百恵を敬愛する中森明菜が歌う「いい日旅立ち」。情感たっぷりのメロディが、旅の映画にふさわしい感動を盛り上げる。なお、劇中の音楽は、気鋭のサウンドクリエーター、浅倉大介が手がけている。

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ドキュメンタリーカルチャーマガジン「neoneo」掲載 弊社代表 中野理惠の連載
「すきな映画を仕事にして」第55話 56話 57話で『旅の贈りもの 0:00発』に触れています
●第55話 『旅の贈りもの 0:00発』その1
●第56話  『旅の贈りもの 0:00発』その2
●第57話 出版とりやめと『娘道成寺 蛇炎の恋』

チェチェンへ アレクサンドラの旅

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監督:アレクサンドル・ソクーロフ
音楽監督:ワレリー・ゲリギエフ 演奏:マリーンスキー歌劇場管弦楽団
主演:ガリーナ・ヴィシネフスカヤ
アメリカ映画協会time for peace賞最優秀ヨーロッパ作品賞・監督賞・女優賞
文部科学省選定 <キネマ旬報>ベストテン第10位

2007年/露・仏共同製作/カラ―/ドルビー・デジタル/ヨーロッパヴィスタ/92分
/35mm・DVD

チェチェンのロシア軍駐屯地に赴任する孫を訪ねる祖母。戦地で彼女が見た光景とは・・・。実際のロシア軍駐屯地でオールロケされた平和を静かに訴える傑作。主演のヴィシネフスカヤは世界的オペラ歌手で、チェリストの亡きロストロポーヴィチ夫人。80歳にして映画初出演とは思えない堂々たる存在感に圧倒される。

チルソクの夏

2003年日本映画監督協会新人賞
監督・脚本:佐々部 清
出演:水谷紀里 上野樹里 夏木マリ 山本譲二
文部科学省選定 青少年映画審議会推薦 文化庁芸術振興事業
2003年/日本/カラー(一部モノクロ)/114分/DVD
 
1977年、メールも携帯もなく、日本と韓国が近くて最も遠かった時代、山口県の高校生郁子は、日韓親善陸上競技大会で韓国の高校生に淡い恋心を抱き、翌年の再開を約束する。さわやかな感動作である。

Devotion 小川紳介と生きた人々

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本作のバーバラ・ハマー監督が3月16日、ニューヨークで卵巣がんのために79歳で亡くなりました。
心よりご冥福をお祈りいたします。

監督:バーバラ・ハマー
2000年/日米共同製作/カラー&モノクロ/デジタル/82分

2001年山形国際ドキュメンタリー映画祭特別招待作品日本ドキュメンタリー映画史に大きな足跡を残した、小川紳介監督率いる小川プロダクションは、成田闘争の記録に始まり、山形に拠点を移して現地の農民と暮らしを共にしながら、定点観測的に映画を製作した。小川監督と共に映画製作に携わったメンバーへの取材により、あぶりだされるものとは・・・。

問いかける焦土


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©Werner Herzog Film
2019年1月7日(月)10日(木) 名古屋 シネマスコーレにて上映決定!!

メルボルン国際映画祭1993グランプリ
原題:Lektionen in Finsternis
1992年/仏・英・独/カラー/54分/デジタル・リマスター版/BD

ワーグナー、シューベルト、ヴェルディ、マーラー、プロコフィエフらの荘厳な楽曲
を背景に描かれる湾岸戦争(1991年)のドキュメント。戦火により黒煙を上げる油田
地帯、破壊され人気が消えた町、海水のように流れてゆく石油。見知らぬ惑星での出来
事のようである。


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ドキュメンタリーカルチャーマガジン「neoneo」掲載 弊社代表 中野理惠の連載
「すきな映画を仕事にして」第41話で『問いかける焦土』に触れています
●第41話 ヘルツォーク作品との縁