虹の彼方に レズビアン・ゲイ・クィア映画を読む


「同性愛映画」は性の現象を描くのではなく、 ジェンダー・セクシュアリティの本質を問うのです。
この1册で、時代のジェンダー・セクシュアリティを考えてみよう。

責任編集:出雲まろう
2,415円(本体価格2,300円)
版型A5/296頁
内容:本書は、80年代から現在まで、日本で配給・公開された、レズビアン・ゲイ・クィアが主人公、あるいは重要な脇役として登場する作品を対象に、それらを複数の執筆者が縦横に論じるアンソロジーです。見えない存在から見える存在へ、この20年は大きな変化の期間でした。本書は、出雲まろうさんを中心にした新進気鋭の執筆者が厳選した映画を縦横に論じて、レズビアン・ゲイ・クィアの未来を考察しています。
執筆者は日本だけでなく韓国・アメリカ・豪州と、国籍を超えての参加で、作家、アクティビスト、ライター、映画研究者、大学教授とバラエティに富んでいて、これは画期的な試みです。