コリン・マッケンジー物語
Colin Mckenzie-his life and times


コリン・マッケンジー物語
Colin Mckenzie-his life and times

Derek A Smishee 著
柳下 毅一郎 訳

定価1,500 円+税 四六判上製
128ページ

発行=パンドラ 発売=現代書館

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ニュージーランドの密林で発掘された映画の巨大セット!!
そこには映画史を覆す大発見が!
歴史に埋もれた謎の映画監督の生涯が気鋭の翻訳家・柳下毅一郎の名訳で蘇る
その人物の名はコリン・マッケンジー!!

訳者 柳下 毅一郎(やなした きいちろう)
1963年生まれ。特殊翻訳家。
 著書に『クラッシュ』(J・G・バラード/ペヨトル工房)、『異形の愛』(キャサリン・ダン/ペヨルト工房)、『悪趣味映画作法』(ジョン・ウォーターズ/青土社)など。著書に『世界殺人ツアー』(原書房)、『愛は死より冷たい』(洋泉社)などがある。シュミはハリウッド・ゴシップと欧米の実録犯罪の研究。

 「コリン・マッケンジーは世紀の終わり、ニュージーランドに生まれた映画監督です。映画不毛の地ニュージーランドに生まれたコリンは独力で映画を発見しました。たった一人でさまざまな技術的ブレークスルーを成し遂げ、1908年には史上初の長編映画を撮りあげます。しかし、コリンは度々不運にみまわれ、その映画は誰にも知られぬまま倉庫で埃をかぶっていました。
 映画史のはざまを縫って走ったコリン・マッケンジーの、この驚くべき物語が世に知られれば、まちがいなく公式映画史は書き換えられることになるでしょう。」

(訳者・柳下氏のコメントより)

目次より

光あれ/キーウィの飛行/戦士の季節/禁断の果実/洗礼者ヨハネ/ジャングルジムのエルサレム/その男スタン/『サロメ』は踊る/世界の果てで/ハナ・マッケンジーの思い出/訳者あとがき