『エッシャー 視覚の魔術師』

奇想天外、終わらない物語

2019年12月14日(土)よりアップリンク渋谷・アップリンク吉祥寺にてロードショー!!

後援/オランダ大使館
協力:日本テセレーションデザイン協会

Mention at all times with the art works of M.C. Escher: All M.C. Escher works © 2018 - The M.C. Escher Company – the Netherlands. All rights reserved. www.mcescher.com All photos: ©® 2018 Koos & Marijnke. R. Lutz AV productions. Netherlands

解説

『エッシャー 視覚の魔術師』は、いわゆる<だまし絵>で知られるオランダ人版画家・画家のマウリッツ・コルネリス・エッシャー(1898年~1972年)の、知られざる波乱に満ちた人生と、今なお人々を魅了し続ける作品についての映画である。本作では彼の日記、書簡、二人の息子へのインタビューなど家族や収集家の証言等を手掛かりに、創作の足跡を丹念に辿り、彼の立体的な作品を、CGアニメーションを用いてさらに斬新な表現へと導く。また、70年代のサイケデリック・ムーブメントの時代に、エッシャーから多大な影響を受けたロック・ミュージシャンのグラハム・ナッシュへのインタビューや、タイルなど我々の日常生活にまで及ぶ影響と、エッシャーの創造力の源泉を探る。

エッシャーについて

Maurits Cornlis Escher
マウリッツ・コルネリス・エッシャー

1898年6月17日~1972年3月27日 オランダ生まれ
いわゆるトリック・アート(だまし絵)で知られる版画家・画家。
オランダのレーワルデンで誕生。父の土木技師の父G・A・エッシャーは明治時代に日本に<お雇い外国人>として来日経験あり。1919年からハーレムにある建築装飾芸術学校に通い、恩師S・J・d・メスキータに版画の才能を見出され、専攻を変更する。1924年、イエッタ・ウミカーと結婚。1926年長男ジョージ誕生。1935年ごろスペイン、グラナダのアルハンブラ宮殿のタイルに魅了される。1937年頃から<平面の正則分割>に関するノオトをまとめ始める。1950年代「タイム」誌と「ライフ」誌の取材を受け、一躍世界的に知られることになる。1960年代後半から健康を損ね、ガンの手術を何度も受ける。1969年遺作<蛇>を制作。1972年3月27日死去。

人物&用語解説
「エッシャー 視覚の魔術師」に登場する人物など

スティーヴン・フライ
Stephan Fry
本作のナレーションを担当している英国の俳優、作家、ジャーナリスト、コメディアン、映画監督でもある。
CSN&Y
(クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング)
60年代後半から70年代にかけて活動し、世界的に多くのファンを獲得した米国のロックバンド。
グラハム・ナッシュ
Graham William Nash
英国出身で後に米国籍となったロック・ミュージシャン。シンガーソングライターでもある。
エリック・バードン
Eric Burdon
英国のミュージシャンで、ジ・アニマルズのリードシンガー。
ジ・アニマルズ
the animals
60年代に一世を風靡した英国のロックバンド。94年にロックの殿堂入りを果たしている。
ジョージ・エッシャー
George Escher
エッシャーには3人の息子がいた。ジョージは長男。撮影当時92歳。
ヤン・エッシャー
Jan Escher
末っ子で撮影当時80歳。
リースベト・エッシャー・ホーヘンハウト
Liesbeth Escher-Hogenhout
エッシャーの息子の妻
オプ・アート
op art
特殊な視覚効果を与えるように計算された抽象絵画のジャンルのこと。

監督プロフィール

Robin Lutz
ロビン・ルッツ

オランダ生まれ。1988年にドキュメンタリーの製作会社を設立。主に文化的、教育目的の長編ドキュメンタリーを手掛け、スタイリッシュな作風と内容への評価が高く、国内外の数々の賞を受賞している。
最近では、哲学者スピノザ(1632-1672)についてのドキュメンタリー “Spinoza, a free thinker”(2016年に90分)で、2016年第7回カンヌ コーポレートメディア&TV大賞ゴールデンドルフィン賞とスピノザ勲章に耀いている。「エッシャー 視覚の魔術師」については「エッシャーの作品は世界的によく知られ、その作品をモチーフにして若い人が作品を作っているが、彼の人生はあまり知られてないから、彼の実像と人生を伝えたかった」と、語っている。

コメント

藤田 伸(日本テセレーションデザイン協会/多摩美術大学非常勤講師)
エッシャーの魅力に直感的に反応したのは60年代のロック・ミュージシャンたちであり、その熱狂ぶりがよく描かれている。いまの若い人たちにぜひ観ていただきたい
中村 誠(日本テセレーションデザイン協会/グラフィックデザイナー)
「我々の住む世界の、真の形とは?」
バーチャルと現実の狭間に生きる我々は、この映画の中でエッシャーの人生と作品世界へ旅立ち、世界の成り立ちの新たな知見を得るだろう
荒木 義明(日本テセレーションデザイン協会/数学者)
数学も音楽さえも、エッシャーの絵に嫉妬する
時代を超え、幅広いジャンル・多様な世代の心を突き抜ける、一人のオランダ人作家が切り開いた世界を目撃しよう
エリイ Chim↑Pom(芸術家)
中高どちらか忘れたが、数学の先生がエッシャーについて授業をし、私たちに似た作品を課題で作らせたり、展覧会を観に行ったりした。
映画を見始めて、エッシャーはそうだよな、男性だよな、と。というくらい作品が先行していた。
この映画で初めて生涯を知った。
都築響一(編集者)
19の春に(44年前!涙)初めて買ったスケートボードの裏に、美大の子に頼んでエッシャーの絵を描いてもらったのを思い出して赤面。頑固一徹な老版画家の夢想と、生まれたばかりのヒッピー・カルチャーが時を超えてリンクする、そういう奇跡がアートには稀におとずれる。
河村康輔(グラフィックデザイナー)
自分にしか見えていない幻想と現実の世界のボーダーを旅する映画。
この映画を見てエッシャーの作品に対する圧倒的な細部へのこだわりと研究、執着に脱帽しました。
エッシャーは自身の作品の中の世界が彼にとっての現実世界だったのではないかと感じました。

劇場情報

東京 アップリンク渋谷 2019年12月14日(土)~ TEL: 03-6825-5503
上映期間中のイベント!(予定)
12月14日(土)
荒木 義明さん
(日本テセレーションデザイン協会/数学者)×遠藤諭さん(元「月刊アスキー」編集長)
12月15日(日)
荒木 義明さん×中村 剛士さん
(ライター/「青い日記帳」主宰)
12月21日(土)
荒木 義明さん×向 敦史さん(探究学舎 講師)
12月22日(日)
荒木 義明さん×野老 朝雄さん
(TOCOLOCOM/美術家)
東京 アップリンク吉祥寺 2019年12月14日(土)~ TEL:0422-66-5042
名古屋 名演小劇場 2020年1月4日(土)~ TEL: 052-931-1701
宮城 フォーラム仙台/
チネ・ラヴィータ
2020年1月24日(金)~2月6日(木) TEL: 022-728-7866
横浜 横浜シネマリン 上映日程は追って告知します TEL: 045-341-3180
大阪 シネリーブル梅田 上映日程は追って告知します TEL: 06-6440-5930
京都 京都シネマ 上映日程は追って告知します TEL: 075-353-4723
神戸 元町映画館 上映日程は追って告知します TEL: 078-366-2636
愛媛 シネマルナティック 上映日程は追って告知します TEL: 089-933-9240
山形 フォーラム山形 上映日程は追って告知します TEL: 023-632-3220
福島 フォーラム福島 上映日程は追って告知します TEL: 024-533-1515

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