異邦人の河

ihoujin_no_kawa
1975年/日本/カラー/115分 ¥50,000(税別)(館内視聴だけではなく館外貸し出しも可能ですが、館内上映は許可できませんので、ご了承ください。)
監督・脚本:李學仁(イ・ハンギ)
製作:中村敦夫、李學仁 
撮影:安承(アン・スンミン)
音楽:ジョニー大倉(主題歌「いつになったら」)
出演:朴雲煥(パク・ウナン)(ジョニー大倉)、大関優子(現 佳那晃子)、菅貫太郎、中村敦夫、宇津宮雅代、馬渕晴子、米倉斉加年、河原崎長一郎、常田富士男、小松方正、絵沢萠子、粟津號、柳生博、藤田敏八、東野孝彦(英心) 
山本は川へ身投げした方順紅という名の在日韓国人の少女を助ける。少女は高い民族意識を持っていた。それとは対照的に、彼は李史礼という名前を持つ在日コリアンでありながら、それを隠していたが…。在日コリアンスタッフ&キャストによる初の日本映画。韓国籍の李學仁よる監督デビュー作、撮影の安承は北朝鮮籍という南北統一の製作陣。企画意図に共鳴した中村敦夫が出資・プロデュース・出演を務めた。主役のジョニー大倉は自身の韓国名、朴雲煥を名告り力演。だが、これによりラジオのレギュラー番組を降ろされてしまった。そんな時代に生まれた力強いテーマの傑作である。